20250309

 観たもの。
 
MAJOR CRIMES 第2シーズン 第10話
舞台『鉄人28号』

 部隊『鉄人28号』鑑賞。

 DVD持ってたし観てない筈はないんだけど全く記憶になかったので観忘れていたのかもしれない。
 
 『鉄人28号』と言えば戦後のアニメ文化を代表するアニメの一作ということで戦後という時代を押井守として解釈して、舞台劇ならではのアングラでメジャー視点を無視したような、そして当時の押井守の身体性とかに繋げるようなダンスミュージカルにして…というやつ。例によってやりたいことは判るけどそれは果たして面白いのかと言い出すときりがないやつ。観ていて割とつらいやつ。
 
 開始5分くらいで心おれそうになる。なので、覚えていないのはこの辺で心が折れてしまって、観なかったということかもしれない。
 ダンス部分が始まって既視感を抱いたのでそこで一旦止めて調べてみたら振付が竹下コータローだった。なるほどそれで。
 音楽が川井憲次で作詞が押井守で、振付が竹下宏太郎なので、ぼんやりしていると無思考でも脳味噌に映像が定着していくような親和性を感じてしまう。が、決して面白くはない。
 ダイヤモンド☆ユカイは歌上手いけど南果歩は歌唱力危ういし、そもそも全体的に薄ら寒い。話の筋も『鉄人28号』を2010年代の押井守が舞台化したらどうなる?ってお題で5本も書き出したら辺りが出そうなくらいの押井守感。
 
 とは言え、金田正太郎と鉄人と戦後というそれらを昇華させたあのオチは嫌いではない。なるほどそれで南果歩を当てたのかとは思う。『鉄人28号FX』も悪くないけど。

 大塚所長がサンプラザ中野なのは、ケルベロス世界と通底させるにあたって大塚所長で室戸文明をやろうとしたんだろうなぁ。サングラスでミュージカルできそうな人ってことでのブッキングだったんだろう。

 夜はきんのぶたへ。しゃぶしゃぶ食べ放題って行ったことなかったねってことで。
 
 行ったらワンカルビよりも接客ちゃんとしててビビる。

 もりもりパクパク喰ったんだけど、奥様は油でやられていた。
 確かに焼肉よりも換気に金がかかっていなかったから匂いは独特ではあった。ふむ。

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