美しく構成された異世界の映像で世界観を伝えるためにたっぷりと時間をかけていて、シンプルなストーリーながら見応えはあった。
ただ、登場人物の掘り下げというのはあまりされておらずステレオタイプに感じたかなー。
ロナルっていう女子が出て来て「あれ?、白桃はなかな?」って思ったけどケイト・ウィンスレットやった。
日本で視聴可能な中では最もハイスペックな環境で観たけど、映像技術というものはまだまだ未完成なのだなと思えた。
高精細な3D映像をハイフレームレートで観ると、視覚が現物だと認識するようになるというのは体験としては物凄く楽しかった。
ただ、現物と認識することによりパンニングやズームという、カメラワークの基本技能とされている行為が違和感を生むのだ。
今後、映像のハイスペック化が進む中で小津安二郎的な画面構成への揺り戻しが来るんじゃないだろうかとすら思った。今 見えているのが画面内の誰かの視点であるということが認知上重要になって来る、というか。
あと、48fpsで構成されているシーンとそうじゃないシーンあるよねってことと、I-MAXレーザーのあのでかい画面で観るには3Dで解像度半分になっているソースだと粗いって感じたというのが気になったかなー。
2時間半だと思ったら3時間半くらいあってビビった。
昼飯は遅めにゴーゴーカレー。