20220118

 前日の夜中に『考えすぎちゃん』を観てげんなりした時にザッピングしてたらアニメ版をやっていたのを見かけて興味を持って福田晋一『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』を一気読み。面白かった。
 その後、たまたまニコ・ニコルソン『古オタクの恋わずらい』もチラ読み。

 どちらも自分の趣味嗜好を分かち合える人がいない苦しみを作品の要素としている訳だけど、その気持ちは理解できなくもないけどあんまり共感出来ない。
 そもそも趣味嗜好って理解されてそっとしておいてさえしてもらえればそれでいいのであって、複数名でなければ成立しない事柄でなければ同好の士なんていてもいなくても関係なくないか?
 同好の士がいてそれについて語り合えたところで結局あるあるトークに終始するのが殆どだろう。

 むしろ趣味嗜好の違う人間同士で異なるジャンルについて聞いたり喋ったりする方が圧倒的に盛り上がると思うんだけどなぁ。この辺、夫婦で同じ趣味である必要なんてないって普段から思ってるんだけどそれと同じ話だろう。

 なので、同好の士がいないことを嘆く前に、趣味嗜好が違う人間に対して自分の専門分野について面白く伝えることが出来ない自らの能力を嘆くのが本来じゃないだろうかね。

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