20220106
2倍速ではあるけどまぁまぁ観れた。これくらいのクオリティの話が第2話~第11話とかだったら面白いって言ってもいいかと思うけど、導入部分とかクライマックスはもっと面白くないとダメだと思った。『オルフェンズ』の通常回並の出来だった。
第2期どうしようかなぁ、終わってからの評判で観るかどうか決めるかーくらいの感じだなぁ。
『ルパン三世 PART6』第10話、鑑賞。押井回その2。
面白かったんだけど、最近セルフパロディしかやってないよねっていうのがオシイ。
で、内容。
何だか“宗教知識が必要なので難解!”とか言うてる人がいてビックリしたんだけど、映像としては凄く判り易くしてある。わざわざミカエルという名にも言及されているし、ループものであるというのも明示されてるし。
どうしてループするのかという点については…依頼者の御主人がセーブポイントから数回やり直したんでしょうねーという理解が一番しっくり来る気がする。多分、放置型箱庭ゲー2000ターンくらいを数回やり直してたんでしょうね。やり直すたびに「あかんわー、やっぱり進化論で信仰薄らいじゃうわー。リセットアイテム回収ー」みたいな。
で、今回のプレイにおいては「リセットアイテム回収しようとしたら想定外の展開になって面白いからちょっと様子見ー」となったんだろうなぁ。
想定外の展開になったのは、劇中の不二子が依頼を断ったからだけど、そもそもあれは不二子なんだろうかというのが引っかかってる。声や見た目にしたってそのキャラクターそのものかについての証拠能力のないことは、この作品自身が証明して見せた訳だし。やっぱ疑ってかかるわなぁ。
「不信心な泥棒」という言葉遣いもいかにもルパンが言いそうなことだとも思うのよね。
もしあれが変装したルパンだったとして、では彼が何故あの依頼を断り得たのかというと…って考えた時に思い浮かんだのは『複製人間』でのマモーのセリフ。「なんということだ!ルパンは夢を見ない!空間!虚無!それは白痴の、あるいは神の意識に他ならない!」ってやつ。たまたま不二子の代わりにあの依頼者に会おうとした際にその特異性で以て依頼を断り、それを理解した依頼者によって厄災は回避されたのだった…とかありそうかなーと。ルの字、やるじゃない。
ルの字?
もう1人、ルの字おったよね。
まさかね…。
とか、妄想が広がる回ではありました。