20210708
で、その購入した作品の中でチラ見しかしたことがなかった井上三太『TOKYO TRIBE』シリーズを一気読み。
初期は榎本俊二的な精神の投影的な作画があるけど後半は山本英夫とか浦沢直樹っぽいタッチもあって、全体の作風には振り幅があるのね。
ストリート的なものへの親和性を持てない者として読んでるので、“日本のアウトロー風若者、おかあちゃんが作ってるゴハン食べてる問題”的要素とか“結局みんな敬語喋れてる”とかについては滑稽に感じつつ、それでも楽しんで読んだ。
読み終わった後、たまたまTwitterのタイムラインにCreepy Nutsの新作のクリップが流れてきていたので
“ああ、この人達もドクズなプロモータに搾取されていたり、敵対組織との殺し殺されという経験を踏み越えて生きているのだろう。大変だなぁ”
とか思った。