20210412

 『機動戦士ガンダムZZ』第23話、再視聴。地球に降りるところ。
 再視聴って言っても2回目ではない。2回目どころではない。

 この辺りからシリアスになりますよねというターニングポイント。シリアスになるというか富野くさくなる。この前々話の「泣き虫セシリー(後編)」なんかだと「あ、この絵はうつのみやさとるだ」って気付いたりもしたけどああいう特徴的なドタバタ演出がなりを潜めてくる。グレミーの反乱への布石が置かれ出すところを見るとこの辺で『逆襲のシャア』製作に向けて正式に舵が切られているのだろう。その為の方向性のコントロールで富野由悠季によるコンテ修正とかが入りだしたということなのだろうかな。[amazonjs asin=”B08335V11V” locale=”JP” title=”U.C.ガンダムBlu-rayライブラリーズ 機動戦士ガンダムZZ I”]
 Netflix版『ガンダム』正式発表。うーむ。
 かっちょいいロボットプロレスを観たいという欲求には答えてくれるのだろうと思うのだけど、『ガンダム』に求めているものはそれではないのだよなぁ。必要なものは物語性の革新なのであって、『ガンダムシリーズ』を追い続けている者からするとそれは取りも直さず富野由悠季という人物への期待なのだ。面白ければいいってものではないのだ。
 せめて脚本原案として富野由悠季が入ってくれなければ意味がない。意味がなくても観るが。

SNSでもご購読できます。