第482回 「まさかの昨年5月音源 人権と人格」









第482回 平成28年3月3日 「まさかの昨年5月音源 人権と人格」 32分44秒



 おそらくRickaさんが一番驚いていると思いますが2015年5月の収録音源だ!


 別に後回しにするつもりはなかったんですが、たまたま巡り合わせとか、若干 音の具合が良くないとかで保留のまま10か月間経ってしまったのでした。



 という訳で、今回のネタにした記事はこちら。


  【ついに猿にも】ニューヨーク、2匹のチンパンジーに“自由権”を認める


  チューリングテストに「13歳」の人工知能が合格



 今週の内容は…


  • あいつらに人権が!

  • 意外と理解を示すJUS

  • 13歳

  • 判断する権利の有無

  • コック・チー



平成27年5月5日に収録

コメント

  1. keizo より:

    おっと大きなテーマですね。主な論点は本編で出ていると思うので繰り返しになるかもしれませんが、以下私の雑感です。
    ・動物の権利について。動物愛護を訴えている人は全員がベジタリアンではないと思うが、食べていい命と救わなければいけない命の区別はどう付けるのか。そもそも生物にとって使命とも言える繁殖の能力を奪っている時点で命を救ったと言えるのか。愛護の対象になる動物って、人間に危害を加えないよう訓練できる程度の知能があって、かつ絶対に人間の地位を脅かさない程度の知能しかない動物だよねということ。とはいえ、基本的にはその人のお金と時間を使って動物を飼っているのだからおおっぴらに批判するつもりはないということ。
    ・人工知能について。自意識について知覚できるのは「自分には自意識がある」ということだけで、他人にも自分が知覚しているのと同じ自意識があるのかどうか確かめようがない。逆に言うと機械に自意識がないとは言い切れない。しかし感覚的なもので言うと、人間は部品の集合体から自我を生み出せるほど高度な生物であると思わない。人工知能は、自我があるように振舞うことができる高度なプログラム以上のものではないと思う。将来人間に危害を加えることがあっても、悪意ではなく演算の結果だと思う。
    ただ一つ気になるのは、言葉攻めのうまい人がAIに嫌ごとを言い続けたらAIはキレたり鬱になったりするのかということ。そんな実験に意味があるかどうかはともかく。
    あ、ポッドキャストランキング第3位おめでとうございます。

  2. 怪文 より:

    現在
    ・人間でないものに対して
    ・人間が
    ・人間的目線で
    ・人間だったら~という
    ・あくまでも擬人的判断で物事をとらえて
    ・人間的権利を
    ・人間が与える形で付与する
    ・・・ということの微妙さ。
    とある場所で「肉食嫌悪」の方が
    「動物には脳があるんだから知能があるんだわ!そんな動物を(例え経済動物でも)苦しめることに加担したくない!」
    とか言ってて苦笑いすらおいしく噛み殺しましたとさ・・・。
    動植物問わず、犠牲になることで先に進めるなら
    それは割り切る努力が必要なんじゃないか?と思うわけです。
    ・・・ってか各方面で思う疑問なんですが
    何故後々に求めたり付与されたりする権利やルールって
    「既存の権利やルールに俺たちを含めろ!」なんでしょうね。
    ・サル権
    ・ロボット権
    ・蟻権
    でええやん?って思うやん?

  3. 怪文 より:

    あ、補足。
    サル権…の下りは
    前半の微妙な状況を飲み込むんだとすれば、ということで。
    読み返したら上下の整合性が怪しい・・・w

  4. とっしゃん より:

    やっぱり19日は・・・。
    ソフトバンクのペッパー君をCMで見るたびに、『鋼鉄都市』を思い出すので、僕も客観性が保持できていないのかな。ああ、でもエイズで死んだなんて知りませんでした。
    ちなみにエラリー・クイーンはクイーンがゲイの隠語だと知らずにペンネームしたらいいです。従兄弟同士仲良く写真に写ってるしねえ、って関係ないですけど。
    人権を与えるってことは、法を適用させたらええんじゃないかなと思う程度の知性しかないので、このテーマは僕には難しすぎます。
    まあ、毎度のことですが(笑)
    それとオイ・ニュングの話はやめてください。
    思い出すたび目が痛くなるので!(笑)

  5. JUS より:

    >keizoさん
     少なからず命を奪っているという指摘は勿論ありうべきだと思いますし、僕もそれは思うんです。特に害虫って訳でもない虫をあっさり殺したりもしますしね。
     なので、まぁ、殺しはするんだけどみだりに殺さないってことしか無理だと思うんですよね。僕は「殺したら極力喰え」ってことでどうにか自分を落ち着けておりますがw
     意識ってのも厄介な概念ですよね。
     そもそも、意識自体も常に状態もあやふやですし。意識があるって一口に言っても、同じ人の中でもいろいろだと思いません?
     ○○については過去の経緯を踏まえて合理的に判断で来ているが、××については決まった行動したかとる事が出来ない、とか。それが常に変容し続けているという…。
     他にも哲学的ゾンビであるとか、それに近い様なサイコパシーでかつ他人からのインプットに盲目的な人とかもいる訳で。
     僕は元々自由意思なんてないよ派なので、人間も人工知能もあんまり変わらないんじゃないかなぁ、と。
     なので、人工知能だって自由意志を持っていると錯覚する日が来ると思ってるんですけどね。
     ランキングは、その内1位になったら嬉しいですねー。
    >怪文さん
     肉食の話で言うと以前にも触れたんでしたっけ。
     結局、自分の目線でしか考えないものなんでしょうね。
     この辺、SF者的には当然通り得るところなんですが、そこに思い至らないのは…多分にアレな人々なんでしょうねw
     っつうか、そもそも「かわいそうな存在に思いを馳せる、心優しく想像力豊かな私を誉めそやせ」が目的の発言だったりすることが多いので相手にする必要すらなかったりするんですけどねーw
    >とっしゃんさん
     そうなのかー。無理なのかー。
     いっそ食事会と合流とか!(おい)。
     ペッパー君については、多少なりともアシモフ作品的なデザインや喋り方にしようという意思があるので仕方ないんじゃないでしょうか。
     エイズについては、病気か何かで輸血を受けたらHIV感染していたという話だったかと。
     エラリー・クイーンについては、でも作品からも男性同性愛者っぽさってないです?
     完全に男目線で書かれてるんだけど男性のセクシーさを描く様な…。ってあんまり読んだことないですけど。
     小学三年生の時に『Xの悲劇』を読んで、ドルリー・レーンの人物描写に「おぇっ」ってなったりしたんですよね。
     この手の人権の話の際に、義務についても書かれているのはちょっとビックリしました。その視点、抜けちゃってますよね。
     オイ・ニュングについては、夜更かししている時に彼の事を思い出すと「寝れるんだから寝よう」って思えますw

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