第402回 平成26年2月13日 「ポッドキャスト考の十六 また嘆くぞ」 38分26秒
またもや嘆きますよ!
どうやればポッドキャストが普及するのかをまた考えます。
最初に謝っておきますが、この日3本目の収録で飲酒しているJUSが電池切れを起こしかけているのを編集でごまかしておりますので、後半の口数が少なくなっておりますので、その点 平に御容赦下さいませ。
今週の内容は…
- ええいくそう、グーグルめ!
- 御便り!
- メジャー指向
- ソシャゲか!?
- 終了しました!
平成26年1月18日に収録
コメント
Jusさんお久しぶりです
ALさんはじめまして
旅バイクを主催しておりますratと申します
ポッドキャスト考 作り手として大変楽しく拝聴いたしました
私もポットキャストについて思うところを投稿させていただきます
まずはじめに
ポッドキャストのマネタイズは大変重要なことだと感じますがそれ以上に重要な
ものがあると思います
それはリスナーの反応です
例えばフツオタとして頂くメールの数
オフイベントで来場してくださるリスナーの数
これらの反応はポッドキャストを続けるうえでモチベーションとなる一番のファ
クターだと感じます
正直最初からマネタイズ目的でポッドキャストを始めるという人よりも
「あのラジオを自分でやってみたい」「自分の知識を音声コンテンツにしたい!」
こう考えて始める人の方が圧倒的だと思います
そしてこれがある程度成立した段階でマネタイズも考える・・・
というかポッドキャストを運営する上でかかるお金は
ポッドキャストで回収し
あわよくばちょっとしたお小遣いがほしい このレベルでしょうか?
「仕事を辞めてポッドキャスト一本で生活していきます」まだこのような人は聴
いたことがありません
ですのでポッドキャストのすそ野(全体数)を増やすため(継続させるため)に
は
配信に対するレスポンスが解る これが一番だと感じます
現状個人サーバーで運営している人はRSSや音声ファイルのDL数である程度予想
できますが
配信サービスを使用している人はどの程度RSS登録されているかなどの情報が解
らないと思います
そういう意味において数年前にサービスが終了した
ポッドキャストジュースの仕組みは残念で仕方ありません
また現状唯一のポータルといっても過言ではないiTunesは
ランキングこそモチベーションにつながるものの
その仕組みがブラックボックスな上に商業ベースが混じっていたり
もう配信が終わっているコンテンツや海外のポッドキャストなど
何が何だかわからない状態です
そこで今一番ポッドキャスト界に必要なものは配信者のモチベーションを維持で
きるような
「ポータルサイト」ではないかと思います
(iTunesはappleが自前ででコンテンツを準備しましたのていでいてメンテナン
スやサービスが悪い
正直好きではありません ですが現状リスナー獲得への一番の近道はitunesと
いう矛盾を感じます)
今求められていると考えるポータルサイトの特徴は
・メージャーレーベルの登録がない
・ランキングや登録者数などが一目瞭然である(配信者視点)
・RSS登録数や独自ポイントなど現状のリスナー数を知る数値を告知(配信者・
リスナー視点)
・タグ付けなどによりサイト内検索で欲しいコンテンツにたどり着きやすい(リ
スナー視点)
・ポータルサイトが新しいおすすめポッドキャストを週替わりで推薦してくれる
・その推薦には自薦・多選問わず申請ができる
これにより配信者はランキングや登録者数、推薦を受けるなどの外部評価により
モチベーションを維持
リスナーは数多あるポッドキャストの中からある一定の水準を満たしたポッドキ
ャストに出会える
アタリショックのようにコンテンツが膨化したとしても一定水準を推薦という形
で抽出できる
これがポッドキャスト界のベースつくりとして重要だと感じます
あれ? これって以前のケロログをバージョンアップさせたようなもの?
個人に近い形での運営では難しいのでしょうがケロログさん如何でしょうか?
jusさんの仰るマネタイズ広告については・・・
番組に強制CMを入れるなど考えがあるかと思いますが
アップしたファイルを改めてエンコードしなおす? 少し難しいうえに
作り手としてあまり改変していただきたくないと考えます
そこで簡単 お手軽という意味では
RSS自動生成時に音声ファイルの更新とともに企業広告のPDFファイルが差し込ま
れる
番組登録者へはRSSの記述により強制的にPDFがDLされる
広告のDL数はサーバーでわかるので広告主への報告も容易である
RSSに差し込むだけなのでボット処理でもできそうな気がします
だれかこのようなサービスを構築し広告を引っ張れる人と
既存有名ポッドキャストがタッグを組めばサービス運営会社の利益と
少ないながらも配信者への利益分配ができるのではないでしょうか?
・ポッドキャスト業界の今後について
このようなポータルが整備されインフラが整ったとしても
決してユーチューブやニコ生を超えるようなコンテンツとはならないと私は思っ
ています
というのも30代以上にとって音声コンテンツは難なく入り込めるものであり
むしろ視覚が必要な動画コンテンツを通勤通学に使うほうに違和感を感じますが
10~20代にとって動画コンテンツやニコ生は逆に生活の一部です
多分この先もポッドキャストの需要は30代以降になるのではないでしょうか!?
そしてこの突破口は大別して2分される(と私は考える)ポッドキャストの一方
にしかないと思います
私の考えるポッドキャストの大別を説明いたしますと
一つは90年代深夜放送のような若干のアングラ感を持ったコンテンツ
例えば桜川マキシムやさばラジオ、タイムマシン部など
メジャーラジオでは放送できないような それでいてどこかメジャーを意識した
作りのコンテンツ
他方は専門分野に特化したラジオ
例えば私の主催する旅バイクなどバイクに特化 apple社、ガジェット、ゴルフ、
釣り、アニメに特化など
メジャーではコンテンツにならない しかしニッチではあるが確実にニーズのあ
るコンテンツ
私はこの二つに大別されると考えます
そのうちポッドキャスト界を今後発展させる可能性があるのは後者であると考え
ています
旅バイクのリスナーさんとお会いする際「他のポッドキャストは何を聞いてます
が?」
という質問をよくするのですが 一番多い回答は「旅バイクだけです」という返
事です
このように何かに特化したポッドキャストというのは少数でニッチではあります
が
確実にニーズがあります
もし特化して尖ったコンテンツが増えれば
ポッドキャストの知名度はより向上するのではないかと考えます
またフリートーク主体の前者ではどうしても配信者の技量が問われます
後者も同じように技量が問われますが好きなものを熱く語ることで共感を生みや
すく
私のように滑舌が悪くてもある一定のリスナー数が獲得できます!
最後に新しい試みとしてツイッターでポッドキャストを! とjusさんが仰って
いましたが
私は「配信報告はフェイスブック、音声データ保管はドロップボックス、RSSは
手書き?」
によるフェイスブックを主体とした配信者が現れないかと考えていました
これですと広がりはフェイスブック上のSNSでシェアやイイネによって拡散
またサイトへのイイネが付くことでリスナーの反応が得やすく解りやすい
なによりフェイスブックを通してのコミュニケーションはハードルが低く
匿名性がない分、辛らつな意見も少ないと感じます
jusさんは放送内で「若いリスナー獲得」を標榜しておられましたが
ポッドキャスト界としてそれは重要な反面 いくつかの問題もあるかと思います
具体的に言いますと以前桜川マキシム様で旅バイクを取り上げていただいた以降
旅バイクでは若い人へのアプローチをいくつか試みました
すると・・・ 若い人からの高いレスポンスとともに
辛らつなメールが増えるという反作用が大きくあらわれました
若い人の勢いは十分感じたのですが私のメンタル面がやられかねません!
(放送での言い間違い、喋り方や滑舌、自分の欲しい情報をクレームという形で
要望など)
(ニコ生や2chのノリでメールが来るようになり少々困惑しました)
ということで最近は若いリスナー獲得を前面には出していません
やっぱり音声媒体とオッサンは相性がいいのかも!?
駄文長文申し訳ありません
もしまた放送内でポッドキャスト考をなさるときには
一部でもかいつまんでいただければ幸いです
楽しい放送 また「毎週の定期配信」頭が下がる思いです
旅バイク 主催rat
いや、もう、てきとーなことが書けない!
前にも書いたかもしれませんが、ラジオって結局、「家」(か、それに等しい場所)で聴くもので、手軽さがかえってマイナスなってるんじゃないかと思ってみたり。
>ratさん
これはこれは大変な力作コメントを頂きましてありがとうございます。頭が下がりまくる思いですw
最初はこちらも同じくらいの分量で返さないとと考えていたんですが、改めて音声の形で御返事させて頂きたいなぁと思う次第ですがいかがでしょうか。
次回収録が3/8か3/9になるので少し先になってしまうのが心苦しいところではありますが…。「あほか、先過ぎるわ。とっとと返事せえ」という場合は勿論こちらで御返事させて頂くのですがどないでしょうかw
しかし、僕がバッテリー切れを起こしてグダグダなトークだったのを編集で「まぁ喰えない事もなかろう」という出来に持って行った回の方がリスナーさんに刺さるもんだからポッドキャストというのはよく判りませんw
グダグダなトークだからこそ普段考えていることがダダ漏れになってて響いていたりするのかもしれませんがw
あ、頂きましたコメント、繋げさせて頂きました。
勝手に手を入れる形になってしまい申し訳ありません。
>とっしゃんさん
僕の場合は「音声で返事したいからあんまり書けない!」ですw
手軽さのマイナスというのも難しい問題だとは思うんです。
ただ、割合としてはメディアに正対しようという方って徐々に目減りしていて、いわゆる“ながら”の方が増えて行くとも思うんですよね。
正対派の方への配慮を忘れず、そしてながら派の方を取り込んで行くという形でした伸長はないのかなぁと思ってます。
こういうコメントでのやり取りからじわじわと浸透したいという思いは強いんですけどね~。
>>jusさん
放送内で取り上げていただけるとのこと勿論です!
よろしくお願いしますヽ(^o^)丿
ALさんの考察も含め
どのようなご意見がいただけるかとても楽しみです
(注:今回の書き込みは、第398回「ポッドキャスト考の十五 広まらない愚痴」を合わせて参照していただければ幸いでございます)
おあけましておめでとうございます!(ベタなかんじで)
今年はじめての書き込みでしょうか。あいかわらずなかんじですが、今年もよろしくおねがいいたします。
と、その前に前提条件として。
・「若いリスナー」という場合の「若い」ってどのあたりを指すのか?
過去にも「若いリスナー」という表現が出てきたと思われますが、その場合の「若い」ってどの年代を指すのでしょうか? もっといえば性別とかは?
アラフォーおっさんからすれば30代前後もリッパに「若い」といえますし、ターゲットが男子女子と違えば、自ずと取るべき手段も違ってくると思われるのですがどうでしょう。
さしあたって「桜川マキシム」が取り込みたい「世代」「性別」を具体的に教えていただければ、と思うのです。
・「若いリスナー」を取り込んでどうしたいの?
最終的な目的が「ポッドキャストを聞く連中の裾野を広げたい」というのであれば「若い」にこだわらなくていいんじゃないの? と常々思っていたりします。
極端な話、「ポッドキャスト業界の毒蝮三太夫」を目指して「おいババァ!」と年寄り世代を惹きつけられれば、「裾野を広げる」という目的は達成できるのではないか、とかなんとか。
個人的には、あとは「ポッドキャストが普及した状態」ってどういう状態を想定していらっしゃるのか、というあたりも確認したいところです。
例えば「昨日テレビ何見た?」というレベルで「昨日ポッドキャスト何聞いた?」という会話が行われるのが最終目的、とするなら「うーん、それたぶんかなり時間かかりますよね」と言わざるをえないのではないか、と。
そして根本的なギモンとして「リスナーからの反応」って欲しいの? というのがあったりします。
そういうと、たいていのポッドキャスターな方々は「何らかの反応があるとやりがいにつがなる」とおっしゃるのですが。
例えば、アテクシが個人的に「IOGメール(いつも聞いてます・おもしろいですね・がんばってください)」と称している、あまり内容のない感想メールでも反応が欲しいのか?
仮に、そーいった反応があったとして、じゃあポッドキャスターとしてはどう反応するのか?(メールした側からすると、メールしたんだから何らかの反応がほしいと思いがち)
そのあたりが長年のギモンだったりするのです。
そして、このあたりの「前提条件」がクリアにならないと、それ以後のギロンは個人的にあまり意味がないかなぁ、と思い至りました。
と、この後いろいろ書いた文章ぜんぶカットして。
ひとつだけアレすると、「スマホ」をポッドキャスト視聴環境のメインと仮定すると、ブレイクスルーになるのは、やはり、使い勝手のいいアプリの開発、になるのかなぁと思ったりしています。
なので、スポンサーを募るよりは「こんなアプリ作ったんで出資してくれませんか?」というアプローチの方がいいのかなぁ、と。
そういう意味では「ポッドキャストには理系が足りない!」というのはまさにそのとおりかと。リケジョとかスカウトしてみたい。
後は、ratさんの書き込みに便乗して。
>>それはリスナーの反応です
とあるのに、
>>若い人の勢いは十分感じたのですが私のメンタル面がやられかねません!
とあるのは、要するにポッドキャスターは「睦月をもっと もっと褒めるが良いぞ!褒めて伸びるタイプにゃし~」ということなのでしょうか(艦これネタ)(ALさんが「艦これ」という単語を知っていたことに驚きw)
ヤカラ系wリスナーとしては、自分の感想が中の人のモチベーションを萎えさせる、となると感想述べるのにも躊躇したりしなかったり。
・「ポータルサイト」
リスナー側からいうと、理想の「ポータルサイト」とは単純に「そこにアクセスすればたいていのポッドキャスト番組の更新情報がわかる」サイトです。
ケロログだとかSeesaaだとか独自配信だとか関係なく、という。
最近チェックし始めたサイトに「きんどるどうでしょう」というサイトがあるのですが、
・http://kindou.info/
このサイトを見れば、Kindleがどーいうセールをやっているのか、オススメとかあるの? などの情報が「だいたい」把握できます。
そういうレベルで、ポッドキャスっと関連で「ここにいけば、全部とはいわんけどおおまかな情報が把握できる」というサイトがあれば便利。
そして、リスナー側からすれば、「自分の嗜好に合う番組」と出会えるかどうかが重要なのであって、「ランキング」とか「オススメ」とかあまり興味無かったりします。あくまで個人的に、ですが。
あと、勝手に名前出して申し訳ないのですが、
「リスナー」と「中の人」と「対象」の幸せな関係として「アイドリング!!!推し メンラジオ」があるんじゃないかと思っています。
・http://www.voiceblog.jp/idoling_radio/
一度「大魔王論」を語ってみたいトコロだったり。
大魔王さんを表舞台にだしてちゃあダメです。あの人は、裏方に押し込めてこそ「ポッドキャスト業界」のためになるのです。
と、かなり本気で思っていたり。
あ、あと「てぬぐい」は……ねぇ?
個人的には、何故「桜川マキシム」ノベルティグッズの最初として「てぬぐい」を選んだのかすごく興味があります。
「inoran」の回だったと思いますが、「おまえらこの日にこんな災害が起こってるから祈れ!」カレンダーとかの方がよかったんじゃない? と思ったりw
・https://sgmx.info/2011/06/277-inoran.html
てなわけで、今年も案の定とっちらかったかんじになってしまいました。
やはり、テーマを絞ってギロンを深めていくほうがいいのかなぁ、と今更思ったりしましたがそのあたりはゴニョゴニョ~
>JIN@studio荒法師さん
こちらこそあけましておめでとうございます。あ、旧暦でですよね?w
亀レスになっちゃって…、と言うか何だかコメントフィルターに引っかかって反映されてなくて気付くのが遅くてすみませんでした。
若いリスナーについては単純至極な話でして、若い世代が触れていないジャンルというのは衰退し易いってところですね。若い世代が触れていればそこから発信側に回る可能性も高いっていう意味でも年寄り世代を取り込むよりも有益だという話で。
あと、ウチの番組が若い世代を取り込みたいわけではないです。ネットラジオ全般として、ですね。
普及した状態については、僕の観点から言えばもう少し資本が流入した状態を想定しています。
ビジネスとして参入する企業があってもう少しサービスやらハードやらに新機軸が生み出されて行く状態になって欲しいなぁ、と。
これについてはちょっと他の方とはイメージするところが違うかもしれませんが。
リスナーさんからの反応についてはやはり欲しいですね。仰るところのIOGメールでも嬉しいです。勿論、何がどう面白かったのか、とか、ここはダメだったという指摘とか、ネタ投稿とか、そういったものでも嬉しいですけどね。
この辺、一人喋りラジオを続ける難しさを緩和する為の笑い袋役の存在意義という話とかぶる部分もあるとは思いますが…。
発信側の反応については、確かに難しいですね。
この点については、多分、アプリ云々の話とポータルサイト云々の話絡めて次回のこのテーマの回でさせて頂こうかと思います。
そう言えばきんどるどうでしょうはRSSをチェックするつもりで忘れていたので挙げて頂いて助かりました。
あのサイト、RSSが5件しかないのに1日に7回更新とかして「うわ、どうしよ。取りこぼすやん。どうしよー」って思っててほったらかしてたんですよね。
その後、Tumblrが20エントリまでログを残しててそこから拾う事で解決しましたがw
手拭いは…。
あれは元相方の発案で、僕はメクラ判を押した感じなので…。
いや、デザインは僕ですけどねw
全般的にはこちらも次回放送分の想定している内容とかぶっちゃって歯切れが悪くてすみませんw