第261回 「世界はSHOW GUY ショーガイ!!」






第261回 平成23年3月10日 「世界はSHOW GUY ショーガイ!!」 19分16秒



 一ヶ月程ヲタク話が続いたので久々に問題作行きますよ~。毒を咀嚼出来ない人にはツラい放送しますよ~。



 てな訳で今回はNHKで放映されたバラエティ番組『笑っていいかも』について今更行きます。



 途中、「○○触って!」のところ、自分でも喋りながら「何処かで聞いたフレーズだなぁ」と思っていたら『ひげめがねのPowder Party』でしたね。無意識にパクっちゃってました。スミマセン。



 今週の内容は…



  • ヌルい番組

  • 乙武君は…

  • どない扱えいいますねん

  • こんなのはアリなのか?

  • そして鈴木おさむ




平成23年2月19日に収録

コメント

  1. ちん より:

    「毒を咀嚼出来ない人にはツラい」ふふふふふ・・・
    病身舞(ピョンシンチム)は知らなかった。なによりビデオで観て、それを差別的だと感じない自分を知って衝撃を受ける。
    韓国伝統の人糞酒『トンスル』もすごいね。赤犬を食べる習慣は西洋人には受け入れ難いようだけど、これは絶対に無理だな。
    パンソリをテーマにした映画『風の丘を越えて/西便制(ソピョンジェ)』を観たとき、韓国の「恨」の文化は澄んでいるのか?乾いているのか?それとも凍って永久凍土となってしまっているのか? ちょっと理解し難いと言うより、太刀打ちできない感を覚えた。なんかテーマがそれましたね。
    つまりですね、その番組に関する限りにおいて、作る側も、見る側も、そして舞台に上がった方々も、まだ出来上がってないんじゃないですか? 考え方も、受け止め方も、あり方も。そんなことを繰り返していくうち、ミイラ化していくのかもね。考え方の道筋ができてしまって、形骸化していき、また差別だと言って別のミイラを作るのかもね。日本って、ミイラを作るの上手いのかもね。それが日本の文化と、原始的な感覚をそのまんま永久凍土にしてしまう韓国の文化の違いなのかもね。
    ということで、うまいことまとまりましたでしょうか? トラージ

  2. オータム より:

    JUSさんが同じ考えでよかったです!
    脳性麻痺ブラザーズの笑いが解らないとダメ!という風潮が少なからずネット界隈であってとても気持ち悪かったです。
    いつからタブーに挑戦=無条件で評価されるようになったのでしょうか?
    番組内でカンニング竹山のコメント「お前ら卑怯だよ!(笑)」
    と言うコメントがすごく引っかかります、、

  3. ちん より:

    ゴメン、脳性麻痺ブラザーズ観てなかった、ので観た。
    おもろいやん。人間味があって、ペーソスも感じられて、嫌味がない。学芸会並みやと言われると、そうかなとも思うけど、基本的に突き抜けてると感じたけど。
    障害者とは縁がなかったので、大笑いは出来なかったけど、介護とか家族の人が観ると、笑えるんじゃない? どうしようもないから、泣くより笑っちゃおう、みたいな感じで。
    これがブエノスアイレスの空港で、シンディー・ローパーだったら、ニュースになるのでしょうが、ほとんどの人間は、今居るこの場所で歯を食いしばっているわけで、その食いしばり方で、それぞれ反応の仕方が違うのでしょうね。
    あ、勿論お二人の、殿下、特に貴方のね、反応は、非常にエクセレントでシャープだと思いましたよ。だからここまでこだわってコメントを書いているんですが。
    キレイキレイだと、キャメロン・ディアスの出世作『メリーに首ったけ』とか、同じクルーのグイネス・パトロアの『愛しのローズメリー』なんかの障害者の扱い方は、上手いと思った。
    幼児性の抜けない日本ではエスニック・ジョークは根付かないそうなんですが、こんなのが出るようにまで育ったか、なんですが。どでしょ? トラージ

  4. JIN@studio荒法師 より:

     お疲れ様で御座います。JIN@sutdio荒法師でございます。今回はアテクシモードで書き込ませていただきます。
     前回の書き込みでは過分なお言葉をいただき、恐縮至極で以下略。
     IT土方から場末のビジネスホテルスタッフに華麗なる転職を果たした身の上としては、いろいろと人に言えないネタがたまってウハウハです。このあたりについては、次回お目にかかった時に報告したいと思います。
     と、そんな前フリはともかくとして。
     障がい者(障害者、と書くと、ポリティカリにコレクトな朝日新聞の読者チックな方々からクレィムがくるらしいです)の話題に関しては、意外に、といったらシツレイですが、JUSさんですらw常識的な感情をお持ちなのだなァ、というのが正直な感想です。
     ・障がい者
       http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%E3%A4%AC%A4%A4%BC%D4
     近辺に「日根野」「七山病院」という、なんというか「聖地」みたいな場所をかかえる「熊取町」に馴染みの深い身の上としましては、今更なんで障害者に目を付けたん鈴木おさむ、というかんじです。
     良いように解釈すると、商売と好奇心と性欲wの産物でケコーンして財を成して、後は本能の赴くままにさまよえるオランダ人(比喩間違い)のアンテナにひっかかったのが、いわゆる「障害者」という「ジャンル」なのだろーなぁ、と思うのですが。
     その方向性が、NHKの俗物性と合致したのが件の番組なんだろう、と。
     鈴木おさむ本人としてはいろいろと今後の展開を考えているのかもしれませんが、現段階では、全方向にぬるーい出来映えになっているのでしょうね、とだけ。
     と、再放送を録画したけれど、タイトルを見ただけで削除した人間がてきとーに述べてみます。
     つーかですね、ホーキング青山や「ドッグレッグス」を見てきた人間としては、「エンターテイメントとしての障害者にスポットをあててくれた」という思いと、それ以上ディープなレベルに踏み込む勇気があるのかネ? という疑問がわきあがる次第です。
     Z武さんに関しては、あの人は意外にガチ、という認識で。アレですよムツゴロウの人みたいな位置づけでw
     ・障害者プロレス「ドッグレッグス」
       http://homepage3.nifty.com/doglegs/
     このあたりは、ぶっちょさんとか佐々木さんとか、意外にw大魔王さんが詳しいのかもしれませんが。
     女子プロの「小人プロレス」から続く脈絡として、エンタメ業界では、タブー視されつつもメジャーなトピックだったりもします。たぶん。
     いずれにしても、「商売になりそうにない分野に、なんでNHKと鈴木おさむwが絡んでくるかネ?」というあたりが、諸悪の根源ではないかにゃー、と思う次第です。
     鈴木おさむに関する違和感については、「着地点」が見えないからなんじゃないかと思います。
     NHKという、準税金な「聴取料」を搾取しているメディアを使ってたれ流す番組の割に、「そのトピックを取り上げて、キミは世の中をどうしたいのかネ?」という「目的」が見えないから、見ている側としては意図が見えず、散漫な印象を持って、「で、どやねん」と思ってしまうのではないかと。
     まぁ所詮テリー伊藤の劣化コピーに、意味を求めるのは不毛なのかも知れませんけどね<ちょー上から目線で。
     「良心の呵責」については、どこで仕入れた知識なのかは定かではありませんが。
      「子犬を思いっきり蹴り上げた、その足先に残る感覚が「罪悪感」だ」という言葉を覚えているのです。
     たぶん、JUSさんが鈴木おさむwを蹴り上げて、でもその足先に残る違和感が、すべての根源なのではないかにゃー、とか思ったりラジバンダリ。
     そして、「メジャーなところでやることではない」とは思いますが、「タブーにし続けるトピックでもない」といったところではないかと。
     そーいう意味で、「自殺者年間3万人」とか「非実在性ホニャララ」とかじゃなく、あえてNHKが「障害者」を選んだ意図とか考えると、いろいろおもしろいんじゃないかなぁ、と思うのです。
     以上、だらだらと申し訳ありませんでした~
     追伸:アシッド映画館絡みでいうと「アシッドのメンバーがえろまんがでネタにされてまっせ!」と報告して、その後に、作者本人からフォローwが来てたなぁ、というのが印象に残っています。
     アシッドやら、個人的に追いかけている「アニメ会」のメンバーをネタにしていた、あわじひめじセンセ、今どうしてはるんでしょうか。と、遠い目をしてみます。

  5. ちん より:

    テーマがずれるんですが。
    韓国のどうしようもないブラックなユーモアのセンスがよく表されているのが、韓国映画『朴大統領暗殺事件/ユゴ 大統領有故』
    凍り付いたように笑える。よくできている。
    ブラックユーモアにかんしては、韓国人の方がセンスがあるかも。

  6. 怪文 より:

    いつも楽しく聞いてます。
    ちょっと某所で某タレントが「作家との繋がり」を伏せたまま
    猛プッシュしてたのでネタばらしでございとTwitter投下しました。
    問題ありましたら@飛ばして下さい。削除させてもらいます。
    しかしこういう微妙さをさもよさげにしちゃう空気感。
    問題ですねー。問題ですねー。

  7. JUS より:

     何だか遅レスでスミマセン。
     残業残業から来る体力不足と、後、報道番組をどうしても見てしまいまして…。
     歯噛みする思いってのはこういうのを言うんですね。
     さて、それはともかく元気にレスをば。
    >ちんさん
     少量の毒でも反応する人がいてますからねぇ。しかも本人はそれでいいと思っていらっしゃるとゆ~。
     僕が何より忌み嫌うのはこの病身舞を観て、「韓国人はこれだから!」などと抜かす連中ですね。日本にだって一時 土人踊りと称した踊りを行う者もあれば食人文化だってあったんですから。
     現在の自分の価値観で他国の文化をあざけるヤツはそれこそ犬ですね。ぷんすか。
     ある意味、病身舞についてで言えば、ああいった障害を持った人が生活していた社会だって事な気がしますね。どうなんでしょ。
     韓国の恨文化は、面白そうなんだけど理解する程その現場に近付きたくないとゆ~二律背反がw
     そうそう。当事者が未熟なのは仕方が無いにしても、周りで未熟な傍観者が踊ってるのが、ねぇ。
     一過性の問題じゃないんだから、いかに問題として定着させるかを考えるべきですよね。日本人って本当にミイラ化させちゃいますからね。地震の問題もここから、ですからねぇ。
     しかし、韓国のこの手の話をした後にトラジのCMは無かったなぁw
     脳性マヒブラザーズ自身の障害との付き合って生き方というのは僕もいいと思うんですよ。むしろ尊敬すらします。
     ただ、あの場で絶賛するのは間違いじゃなかったかなぁと。唯一、「かわいそうと思わせたら未熟」って言ってた人がいましたが、そういうスタンスで向き合うのが当然なのではないかと。
     『メリーに首ったけ』は確かに嫌味が無かったですね。『レインマン』の方が圧倒的に嫌味。
     『朴大統領暗殺事件/ユゴ 大統領有故』は観てみます。って言うか、観ようと思って忘れてました。
     韓国のその凍り付いた様な感覚って、社会制度に対する徹底的な諦観なのかしらんとか思いますがどうなんでしょうね。だとしたらブラックユーモアが長けますよねぇ。
    >オータムさん
     そうなんですよね~。卑怯に思える程 笑える訳ではないんですよね。
     タブーに挑戦ってのはそれこそ芸が必要な腕の見せ所な訳で。
     ああ、それに値する話芸を持った者でありたい…。
    >JINさん
     あら、ホテルの御勤務になられたんですね。なるほどそれで長時間勤務ですか。これまたじわじわ体力を揺さぶる業界ですね。御自愛下さいませ。
     表記については死んでも障害者って書くつもりです。どうやら障碍者って書けって事らしいですが。
     ああいう事の本質を見ないでおこうとする連中には反吐が出ますねぇ。
     あと、頑として“看護婦”・“スチュワーデス”と呼び続けるつもりでおります。
     僕も実家の近所にその手の施設があったので、割と持ってたりしましたが。って言うか、僕は至って常識人なのですよ。ただ、問題なのは、時に僕の認識と世間一般のいわゆる常識が喰い違った時に「だったら世の中がまだおかしいだけ」って平気で言うだけでしてw
     確かに、ホーキング青山に触れもしない辺りがいかにも鈴木おさむですね。そりゃぁゆるかろうて。
     MSN-02こと乙武氏は確かにガチですわ。ムツゴロウとの対比、御美事です。麻雀強そうですよねぇ。
     ドッグレッグスは、確かに『ゴー宣』以外ではあまり触れていないかもしれません。
     週プロでもサムライでも触れませんものねぇ。
     小人プロレスももうなくなっちゃったしなぁ。
     確かに鈴木おさむは何考えているのか判んないですね。テリー伊藤の劣化コピーかぁ。これまた御美事な対比でw
     子犬を思いっきり蹴り上げた感覚ですか。
     先日、酔っ払いにからまれた経験からすると、多分蹴る相手が“敵”と認識すると全く罪悪感なしに殺せそうだなぁと勝手に思って入るんですがねぇ。その一方でこの地震報道を観ているだけで3度程嗚咽している、こんな僕アピールをしてみたりもします。
     あ、アシッドのその話、何か聞いた事あるかもw
    >怪文さん
     御愛顧の程、ありがとうございます!
     結構、仲いいみたいですね、彼ら。
     一緒にライブやってたりするみたいですし。でも誉めてる番組に出ちゃ駄目だなぁ。う~ん、ステルスマーケティング。
     よさげな空気感っていい言葉ですね。どこかで使わせて頂きますw

  8. とっしゃん より:

    この番組、見てないっす!
    そんなわけで番組の全体像が分からないので、なんとも言いようがないっす!
    というわけで、脳性マヒブラザーズのコント動画だけチラ見しました。
    正直言うと笑いのクオリティが高いのかどうか判断できませんでした。
    障害というものが個性だとしても、コンプレックスほど笑いに昇華できるのかが問題になるんだと思います。
    あとは、笑われたい人もそうじゃない人もいるはずだろうから・・・。
    つまり、コンセンサスといったJUSさんの意見に賛成でして。
    もう一回、再放送してくれないかなあ・・・。
    あ、そう言えば、乙武さんの本も出た当初、障害者側から、「きれいごとしか書いていない」的な意見が出てました。
    今回、そういう方面の意見はどうなんでしょうね。
    鈴木おさむに関しては、なんだか最近、怖いです(笑)

  9. JUS より:

    >とっしゃんさん
     実は僕も最初から最後まで全部観た訳ではないんですけどね。テレビを点けたらやっていた感じでして。
     少なくとも、障害の有無なんかを忘れて笑う事が出来なかったとしたらそれはそれで笑いとして成立していないと考えていいんではないでしょうか。昇華出来ていないと言ってもいいと思います。
     ウチの番組でもポッドキャストをやる上でも“コンプレックスは出来るだけ出さないようにしよう”というのは一つの縛りとして設けているつもりです。それでも出ているとは思いますが…。
     何故出さないようにするかと言えば、それをエンターテインメントに昇華するのって凄く難しいからなんですよね。よっぽどの破壊力がないと、受け取る方からすると「そんな事 言われても…」ってなりますから。
     そういう意味では、身体的障害というのは最も破壊力を要するので、最も難しいんじゃないかなぁ。
     それこそ、“山海塾”とかまで言ってくれれば卑怯な程 面白いんですけどね。
     乙武さんについては、多分、それだけ期待が大きいって事じゃないかと思いますです。よく知る人程 期待しちゃうんでしょうね。
     鈴木おさむ、常に目が笑ってないんですよね。人殺しの目やであれは~w

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