オトコとオトコのでーとむうびい 汗ビッチョリ映画 第214回




オトコとオトコのでーとむうびい 汗ビッチョリ映画 第214回 31分44秒



 『さばラジオ』の射導送水(1968年生まれ)と『桜川マキシム』のJUS(1979年生まれ)が映画を観賞してそのままのテンションで酒を呑みながらとにかくテキトーに喋りつくします。



 『野火』回の続き!



 いよいよ送水さんの真面目ボルテージが上がって参りましたよ!!



 あ、『桜川マキシム』10年経ちました。

コメント

  1. keizo より:

    送水さんは嫌な映画の方が内容についてちゃんと話してくれるんですね。ならば次回は「火垂るの墓」でお願いします。(笑)
    私はこの映画を観ていないのですが、戦争映画に直接的な残酷表現を入れるかどうかというのはたしかに難しい問題ですね。
    グロ耐性というのは人によって差が激しいので、そういう表現を入れた時点で映画の意図を正しくくみ取れるのは限られたゾーンの人だけということになりますから。
    ただこの監督の「鉄男」を観た限りでは、この映画の意図が反戦であったにせよスプラッターであったにせよ、ゴア表現を抜きにして撮ることは最初から考えていなかったでしょ、と思いますが。
    ともあれ塚本監督に限らず、戦争を知らない世代の人間が戦争の本質というものを感覚的に理解するのは非常に難しいと思うので、表現として視覚的なリアルさを追求したのは正攻法と言えるかもしれないな、と思いました。
    あ、10周年おめでとうございます。

  2. ちん より:

    送水さん、ごじっさいだね。
    JUSっちは、よそっじだね。
    マキシムはじっさい、どうなのよ。

  3. のぶ茶 より:

    ほぃ。送水さんのマジな感想に「この映画すごい!」と観た時より衝撃を受けました。
    是非「キャタピラー」などの若松孝二映画を観てもらいたくなったり。
    野火の感想
    今回塚本晋也・市川崑の両監督版観ました!偉い!!小説は読みません!!!
    塚本晋也版-一時期安っぽいグロ映画を見すぎていたせいかグロい絵面に白ける自分…、というかグロ描写に逃げとらんか?
    5日分の食料が手切れ金+交渉用道具なのが何とも現場っぽくて好き。
    途中で飽きてくる。最後の食後の運動…それで狂人?っと。
    直接見せるのと間接的に魅せるのをもう少し使い分けてもらえれば…。凡作ではないけどこれじゃない感。
    私の大戦中の食人に対するイメージが合田一道のひかりごけ関連の書籍が基準となっているので仕方ないところも。
    市川崑版-こちらの方が長いのに短く感じた。
    良く出来てる。本当によく出来てる。
    肉が食えない描写にホットする反面、歯が抜け落ちる程に弱っている事に戦慄する。
    なんかもう、なんかもう!っと感じながら終わっていくのが凄かった。
    どちらも映画館では観たくない映画でした(笑)

  4. JUS より:

    >keizoさん
     「火垂るの墓」は観てくれないだろうなぁ。
     むしろ松嶋菜々子版の方が観てくれるかもしれません。
     結局、グロ表現と感じるか必然と捉えるかというのは結果でしかないんでしょうね。
     そのシーンに至るまでの過程をきっちり描こうとすれば帰結として受け取ると思うんです。
     逆に、「ほらどうだ」って突き付けられるとグロと捉えてしまいます。
     その意味でもこの監督は「ほらどうだ」から抜けられないでしょうからねぇ。
     あとは、匂いなんかが表現出来ればむしろグロ表現からは上手く脱却出来たりするんですかね。
     でもやだなぁ、「野火 4DXマシマシ版」。
    >ちんさん
     さすがに37になりますとアラフォーだなって思います。
     マキシムは仲良くやっとるんですよ?
     いやマジで。
    >のぶ茶さん
     うわー。キャタピラー!
     もし送水さんが観てくれたら『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』以来の若松作品!
     塚本版はやっぱりグロに逃げてますよねぇ。
     全般的に心理描写がチープなのが、塚本作品らしいっちゃらしいかなと思います。
     市川版は、その点 真剣に作品を映像化しようと取り組んでいる感があって好感は持ちますね。
     ただ、こちらはむしろグロから逃げているというのも正直感じちゃいました。
     トータルでは僕は塚本版の方が…となった次第ですハイ。

  5. ちん より:

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