第419回 平成26年11月6日 「クンニ」 32分5秒
大復活二回目にして省エネ更新だ!
だって深夜で眠いから!!
という訳で今回はDBさんとJUSが国家観を語ります。
さあ、毎週『桜川マキシム』が更新される喜びに打ち震えながら聴くのです!!!
今週の内容は…
- とっちらかりますよ
- 色々あり過ぎ2014
- 揺らぐ国家観
- 日本的って何
- はっきりせえ
平成26年10月13日に収録
第419回 平成26年11月6日 「クンニ」 32分5秒
大復活二回目にして省エネ更新だ!
だって深夜で眠いから!!
という訳で今回はDBさんとJUSが国家観を語ります。
さあ、毎週『桜川マキシム』が更新される喜びに打ち震えながら聴くのです!!!
今週の内容は…
コメント
移民を受け入れると、サッカーが強くなります!
スコットランドの話は、うっかり独立なんかしたら実際どないすんねんやろうと、ドキドキしながらニュースを見てたんですが、落ち着くところに落ち着いてしまいましたね。
自分が生きているうちにこんな話に直面するなんて、とも思っていたのですが、よく考えたら、僕が若い頃にベルリンの壁が崩壊してました。
あれもノリで壊れたところがあるような(笑)
北大生は、ニュースをチラ見しただけですが、しゃべりかたからして、ものすごくふわっふわしてて、マジで行くことになったらどうする気だったんでしょうか。
きっと捕まってホッとしてるはず(笑)
イスラム国の支配地域って、蜘蛛の巣みたいになってるじゃないですか。
政治とか思想とかは別にして、地理的に「国」になるところまでいかないような気がします。
>とっしゃんさん
そして日本への移民はフィリピンとかインドネシアとかバングラディッシュとかからばっかりの為に、サッカー的にはよく判らない状態になるのであった!w
そしてスコットランドとベルリンの壁。とっしゃんさんは御忘れの様ですがソビエトもなくなっているのです。ぎゃふん。こちらもノリでなくなってるようなw
北大生については、あれなんでしょうね。ほら、中高生が遺書とかしたためちゃうヤツ的な。ああいうノリを感じますよね。多分、彼の部屋にはあのマニュアル本があることでしょうw
そして領土について。
確かに、日本人の感覚からするとちょっと違和感のある感じですが、日本の南北朝時代もアレに近い状況もあったので、案外 主要都市を結ぶとあんな感じになったりするのかと思ったりもしてます。
そもそも砂漠地帯なので、面で制圧するよりはああいった形での方がやり易いのかも。
封建主義時代や、人間の移動に時間を要する時代だとあれはしんどいんだと思うんですが…。
クルド人という民族自決よりもイスラム国の方がキャッチーでまとまり易いという気がしているので、ソフトランディングの筋道が立っちゃうと判らないなぁと思っております。
とっしゃんさん
ありがとうございます。
私個人としては、国家三原則ですら、概念として維持することが難しくなってきていると考えています。
JUSさんも触れていましたが、国家三原則も、所詮は近代以降の、もっと言えば第二次大戦後の、米国主導の世界秩序のために生まれた概念です。
大分前の作品ですが、かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」という作品がありました。
時代背景が現在とは異なるので、単純に比較出来ませんが、この作品の秀逸性の一つは、一隻の原子力潜水艦が独立国家を名乗ることにあります。さて、国家三原則を満たしているのでしょうか?異議があるのでしょうか?
理論上は、領土の概念が解決されれば、インターネット上に国家を設立させることも出来ます。
どう思われますか?
とっしゃんさん
ありがとうございます。
私個人としては、国家三原則ですら、概念として維持することが難しくなってきていると考えています。
JUSさんも触れていましたが、国家三原則も、所詮は近代以降の、もっと言えば第二次大戦後の、米国主導の世界秩序のために生まれた概念です。
大分前の作品ですが、かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」という作品がありました。
時代背景が現在とは異なるので、単純に比較出来ませんが、この作品の秀逸性の一つは、一隻の原子力潜水艦が独立国家を名乗ることにあります。さて、国家三原則を満たしているのでしょうか?異議があるのでしょうか?
理論上は、領土の概念が解決されれば、インターネット上に国家を設立させることも出来ます。
どう思われますか?
とっしゃんさん
ありがとうございます。
私個人としては、国家三原則ですら、概念として維持することが難しくなってきていると考えています。
JUSさんも触れていましたが、国家三原則も、所詮は近代以降の、もっと言えば第二次大戦後の、米国主導の世界秩序のために生まれた概念です。
大分前の作品ですが、かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」という作品がありました。
時代背景が現在とは異なるので、単純に比較出来ませんが、この作品の秀逸性の一つは、一隻の原子力潜水艦が独立国家を名乗ることにあります。さて、国家三原則を満たしているのでしょうか?異議があるのでしょうか?
理論上は、領土の概念が解決されれば、インターネット上に国家を設立させることも出来ます。
どう思われますか?
とっしゃんさん
ありがとうございます。
私個人としては、国家三原則ですら、概念として維持することが難しくなってきていると考えています。
JUSさんも触れていましたが、国家三原則も、所詮は近代以降の、もっと言えば第二次大戦後の、米国主導の世界秩序のために生まれた概念です。
大分前の作品ですが、かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」という作品がありました。
時代背景が現在とは異なるので、単純に比較出来ませんが、この作品の秀逸性の一つは、一隻の原子力潜水艦が独立国家を名乗ることにあります。さて、国家三原則を満たしているのでしょうか?異議があるのでしょうか?
理論上は、領土の概念が解決されれば、インターネット上に国家を設立させることも出来ます。
どう思われますか?
国家設立の節には、是非、ドン・ガバチョさんに大統領になっていただきたいです。
うーん、そうか、クルド人よりもキャッチ―というのは分かりやすいですね。
国家三原則やインターネット上で国家が成立するかという点についてですが、例えば現段階において、ネット上などにそれに近い何か成されたとしても、非常に弱いというか緩いものにしかならず、幾度もの作っては壊す作っては壊すの繰り返しがあって、今日の「国家」と呼ばれているものほどの強度を持つにいたるには、ずっと先のことのように感じています。そうして形成されたコミュニティ(と呼んでいいものではないでしょうが)は、もはや国家ではなく、わざわざそれを名乗る必要のないものであろうし、国を名乗る時点で既成の観念をまだ越えたものではない。イスラム国の存在にびっくりしつつも、そのうち解体・吸収されるか、独立したとしても「名前が変わっただけ」になってしまうのではないか、ちょっと言葉足らずで申し訳ないのですが、これが僕個人の印象です。
久しぶりに真面目に考えたんですが、いや、僕には似合わないなあ(笑)
改めて聞きまして、とても面白いです。また宜しくお願いいたします。
>ちんさん
ありがとうございます。
本日、桜川マキシムのネキストステージがリローンチいたしました。
こちらも、よろしくお願いいたします。
m(_ _)m
db
内容が濃いので、コメントするまでに色々整理しなければなりませんでした。
1)スコットランド独立問題は、以前からあったので、さほど驚きはしないのですが、ここまで大きくなってしまったのは、1)イギリス経済の疲弊 2)ヨーロッパ経済の疲弊 3)EU体制の問題弱体化が吹き出したからでありましょう。その事の方がショックね。以前なら、お祭り騒ぎで収まっていたのではと思います。
2)ウクライナ分割の問題は、複雑すぎて割愛。そやった、ロシアはチェルノブイリを切り捨てて独立してたのかと、改めてショック。プーチンのどや顔が本気で怖いね。
3)さて、イスラム国。デザインがしっかりしており、組織化されて建国している所には感心するが、いかんせんイスラム法は1000年前の理念であり、結局人類は進歩せず、宇宙には飛び立てないのだろうか、と失望する。あえて地に這うような感覚。もしイスラム国が承認されるようなことがあれば、民主化を果してきた人類歴史が千年引き戻されるような感覚。イスラム法の元で民主化できるのであれば別。その前に女性の権利をなんとかしろ。武力で威嚇する統治は止めろ。
4)アメリカは、外交は賢いけど、内政はアホ。それは一人勝ちだったからで、今やEU、中国などが力をつけて来たために、外交も内政並みにアホになってきたのだと思う。ヒラリーをそのように評価した人は初めて聞いた。たしかに強いアメリカとは言ってるけど、中間層を強くしようとしているので、まだリベラルな感じではあるよ。
5)日本については、これでいい。もう無理に尻馬にのって、へんなことせんといてほしい。とか言ってると、沈没して行くのよね。前例にとらわれず、将来を見据えた改革を希望します。保守的であるのはいいが、その弊害である保身傾向が強いことが最大のネックね。しかし、本当に教養のある人は、その土地土地で、自分を見失う事なく、その生命を全うすることができる。日本人って、それが出来るのよ。だから、日本人の思考のシステムは、汎用性が高いのだと思うのね。思いやりだとか、謙虚さだとか、忍耐強さだとか、そんなのアメリカやらイスラム国やらにいかなくても発揮できるのにね。まあ、私もそう言いながら色んな意味で反省しておりますけど。
6)最後に、天皇制にしろ、他の宗教にしろ、そろそろ頭の上に漬物石を置くのを止めた方がいいよ、自分の頭で考えて、行動し、そして責任を取る事。それが人間として生きる事である、と言いたい。ああ、反省。
やはり、宇宙へ飛び立つのだ!
ちんさん
長文の感想、ありがとうございます!
私からも回答させていただきます。
そもそも論として、これだけの内容を30分番組に詰め込もうとしたのですから、
番組冒頭に申し上げました通り、とっちらかりました。
その上、対談するのですから、結論なんてありません。
ネットラジオとは言え、暴挙です。
まぁ、「SGMX」と書いて「ぼうきょ」と読みますから。笑
当然、リスナーの皆さまが、纏った感想を持つのは困難です。
そういう意味では、真摯な感想、素直に嬉しいです。
①スコットランド問題について、
基本的には、私もちんさんと同じ意見です。
日本で言えば、沖縄居酒屋独立論レベルでしょう。
違いは、ブレアが正面から反応してしまった、または反応せざるを得なかった。
戦略勝ちでしょうね。
②ロシアーウクライナ問題
これは複数の要因がレイヤー構造を成しているため、問題が複雑化しています。
民族問題。
国境線決定の経緯、ソ連解体など、歴史的に振り返るべき事象。
プーチン=ドクトリンとでも呼ぶべきロシアの独善的正義。
石油を含む資源問題。
軍事拠点として地政学的意味。
宗教問題。
まぁ、専門家が1冊の書籍にまとめ上げるのも困難でしょうね。
まして私のような素人では、なおさら。
ただ、今回のことで明らかになったのは、米露対立は終わっていない、ということです。
今後、中国を加えた、米露中三カ国の「正義」が正面衝突した際の、地政学的リスクを「日本人」は考えるべきでしょう。ここではあえて、日本国政府ではなく、「日本人」とさせていただきます。
日本国政府の対応は既に明白ですからね。一個人として、どう考え、どう判断し、行動するかです。
③ISISについて
番組を聞いていただいて、時系列的にご理解をいただいていると思いますが、
収録の段階では、人身売買や奴隷制度といった事実やオフィシャルコメントはありませんでした。
もちろん、私としても反対です。
ただ、ISISに唯一の救いがあるとすれば、そこには集団的な意思が存在しているということです。香港の学生デモ活動とは違う、統制があります。
であれば、外交交渉的な「落とし所」を探れる可能性があるということです。
相手が、知性的・理性的であれば、「損得勘定」が働きます。狂信的信者には不可能です。
「戦争」で一番大事なのは、引き際、別の言い方をすれば、負け方が一番重要です。第二次大戦の日本のように本土決戦で敗北という、最低な判断はしないでしょう。つまり、どれだけ余力を残すか、です。恐らく、ISISの上層部も、その見極めを探しているでしょう。
④ヒラリー、および共和党が思考する米国について
海外メディアの上記に対する⑦評価は様々です。日本メディアは何でも「米国万歳」なので論外です。
私の周辺の米国人、といっても、在日米国商工会議所のメンバーなので、少数ではありますが、その意見は一様に「右傾化・軍国化」です。リベラルを超えています。賛否は別とします。
これは、国民性の違いであったり、メディアの報道の内容であったり様々なので、一慨に言えませんが、少なくとも米国人の目にはそう映っています。
私自信も、本を読んだ感想を含めて、「右傾化・軍国化」を危惧いています。
上記②の米露中三カ国問題が表面化することを恐れています。
ただ、世界が「そちら」に向かっているような気がして、個人の無力さを痛感しています。
⑤日本の今後について
これから考えるべき問題が山積みです。
ただ、個人的に言いたいことを、分かりやすく言えば、「任せて、ブー垂れるのは、止めよう。」です。
政治家や官僚・専門家に政治を全権委任して、結果に文句だけ言うのは、民主主義では無いということです。
ちんさんも同じ考えのようなので、嬉しく思っています。
ツイッターでも呟きましたが、ネットラジオはアングラであるが故に、結論の出ない、ブレインストーミングの場であっても良い、と私は考えています。
アングラであるが故に、アブカルから政治・経済まで、あらゆるネタを、結論の出ない居酒屋トークで語りあうことが許されていると思っています。
そこでは社会的な「肩書」「地位」など関係無いはずです。
私のような下品な拝金野郎が、自論を展開しても良いはずです。
それが、日本的ダイバーシティーの在り方の一種でしょう?
長文駄文、失礼いたしました。
db
ありがとうございます。こんなに綺麗にまとめて頂いて。涙
>今後、中国を加えた、米露中三カ国の「正義」が正面衝突した際の、地政学的リスクを「日本人」は考えるべきでしょう。
沖縄県の方にお目にかかった時、沖縄が再度戦場になることは確信していて、再度見捨てられると本当に静かに怒っていらした。
新崎 盛暉氏の「沖縄現代史」はよかった。知識だけでなく、日本の戦後民主主義の理想と現実のあり方がクールに書かれていて、興奮した。
またゆっくり。